前兆・症状
前兆はみられない
脳出血には、前触れ症状があまりありません。高血圧などの危険因子がありますが、血圧が高いだけでは日常生活に支障がないため前触れにはならず、発見しにくいところが実情です。
ただ、脳出血の発作は、寒い季節の温度差が大きい場所、夕方の活動時期などにおこりややすいということはわかっているようです。
脳出血の症状
脳出血の症状は、脳出血の種類(出血の起こる箇所により分類)とその程度によって異なります。以下に、代表的な脳出血の種類(箇所)とその症状をご紹介します。
| 出血の箇所 | 症状 |
| 視床出血 | 内包(手足の運動などをつかさどる大切な線維の集まり)の内側にある視床の出血です。手足の強いしびれ、左右どちらかのマヒ、感覚障害を伴います。 |
| 橋出血 | 生命の維持に深く関わっている脳幹に出血するものです。脳幹出血と呼ばれることもあります。四肢のマヒや多彩な脳神経の症候を示し、生命の予後の不良なものが多いといわれています。 |
| 小脳出血 | 頭痛、嘔吐で発症することが多く、バランス障害のためフラフラと歩けないという症状がおこります。血腫が大きくなると脳幹を圧迫して死につながることがあります。早急の治療が必要です。 |
| 皮質・皮質下出血 | 大脳の表面ちかっくに出血を起こすものです。失語や半側空間無視、あるいは視野の障害を起こしやすいのが特徴です。運動麻痺は比較的軽いとされています。 |
| 被殻出血 | 内包(手足の運動などをつかさどる大切な線維の集まり)の外側にある構造物に出血するものです。左右どちらかのマヒ、失語、半側空間無視などを伴います。 |
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